低気圧が近づくと、
- 頭が痛い
- やたらと眠い
- 身体がだるい
- 古傷が痛む
などの症状が出る人が多いです。
このような気圧などに伴う体調不良を「気象病」「天気痛」と呼ばれています。
気象病は自律神経が関係している
私達の身体は、まわりの環境が変わったときに、
身体の中の環境を保とうとする力=ホメオスタシスが備わっています。
このホメオスタシスを管理しているのが、自律神経なんです。
自律神経には、2種類があります。
交感神経:体を緊張状態にする
副交感神経:体を緊張から解放してリラックスさせる
低気圧が近づいて気圧が急激に変化したとき、
この自律神経が体内環境のバランスを取ろうとします。
しかし、気温や気圧の変化が急すぎると、
自律神経の働きが追いつかなくなることがあります。
すると、体内の環境がうまく保たれず、さまざまな不快な症状があらわれるんですね。
低気圧が近づくと頭痛がする
不調の中でも、特に頭痛を訴える人が多いです。
頭痛には、
低気圧が近づいてくるときに注意したい頭痛と、
低気圧が去ったあとに注意したい頭痛の2タイプがあるみたいです。
これは、その時々で活発に働く自律神経の種類が違うためだとか。
低気圧が近づく際
気圧は徐々に下がり、南から温かい風が吹き込んで気温が急に上がることも。
このときには、気圧の低下や温度上昇に対応しようと副交感神経が活発になり、血管が拡張して、頭がズキズキと痛む片頭痛が起こりやすいんです。
低気圧が去る際
気圧が上がり、冷たい北からの風が吹いて気温が急に低くなります。
すると、今度は交感神経が活発になって血管が収縮し、首や肩の血流が悪くなって後頭部もこわばり、こめかみをぐるりと一周するようにジワジワと痛むような、緊張性頭痛が起こりやすいんです。
- 春先は、爆弾低気圧とよばれる急速に発達する低気圧が来て、気温も大きく変化するので、不調を訴える人が多いんです。
自律神経のタイプによる対処法
交感神経が活性化しやすい人(ストレスタイプ)
緊張性頭痛や生理痛、関節痛、腰痛、古傷の痛み、イライラ、便秘などが出やすいです。
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体を温めるなどして副交感神経の働きを促しましょう。
ぬるいお湯や半身浴などでリラックスすると、副交感神経が優位な状態に切り替えられるといいます。
腹式呼吸をすることで、副交感神経も高まります。
腸もみも副交感神経をUPさせます。
副交感神経が働きやすい人(おっとりタイプ)
片頭痛や倦怠感、眠気などが出やすいです。
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気分をシャキッとさせる行動で交感神経を活発にすると良いでしょう。
例えば、早起きして体を軽く動かしたり活動的になることで、交感神経の働きを促してくれます。
朝の胸式呼吸も交感神経をUPさせます。
自律神経のバランスを整えるためにも、腸もみは効果的です。
腸と自律神経の働きは関係し合っている
腸と自律神経は奥が深いんです。
腸を整える=自律神経を整える
なんですよ!!
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美腸ナースSAYUKA💕
参考:BUSINESS INSIDER JAPAN2020.3.10記事